山菜取りの際は、ツキノワグマにご注意ください

八幡平市地域おこし協力隊で、猟友会の赤川です。
3月も後半になり、徐々に暖かくなってきました。そろそろ山菜取りを計画されている方もいらっしゃると思います。
ツキノワグマは例年GWごろに冬眠から目覚めますが、個体によってはかなり早めに目覚めることもあり、3月、4月に入山される方には注意が必要です。
昨年は4月中に最初の人身被害が発生しました。

この記事では、昨年の目撃数や人身被害の状況を振り返りつつ、ツキノワグマの注意点もまとめています。入山される前に是非ご確認ください。

令和7年の八幡平市のツキノワグマについて

令和7年の目撃数

令和7年は市内で多数のツキノワグマが目撃されました。地区ごと、時間帯ごとの目撃数をまとめました。

令和7年の人身事故

令和7年度の市内のツキノワグマによる人身被害についてまとめました。

令和7年度のツキノワグマの傾向

  • R6年度と比べるとツキノワグマの目撃数は全体で約3.7倍増加し、八幡平の各地区で日常的に目撃される事態となりました。
  • 日中目撃されることが多かったものの、夕方や夜間も数多く目撃され、また、深夜帯でも活動する個体も目撃されました。やむを得ず深夜に活動する場合でも十分に警戒するようにしてください。
  • 人身被害の原因は、ほとんどが山間部での単独行動によるものです。
    単独での入山は絶対にしないでください。

ツキノワグマに出会ってしまったら

まずはなるべく出会わないようにしましょう

山に入ったら、とにかく音をだして人がいることを知らせます。
・スズ、スマホ、おしゃべり、うたう、手をたたく など

これまでの傾向では、単独の場合クマと出会う可能性が高まります。

ツキノワグマを見かけたら

せなかを見せずに、ゆっくり後ずさる

クマが遠くにいるとき(20~50m)であれば、クマと目を合わせながら、ゆっくりと後退します。せなかを見せると追いかけてきます。カバンに食べ物がはいっている場合は、カバンもその場においてください。

クマがむかってきたら

撃退スプレーをふん射するか、うつぶせになりクビを守ります。

もし撃退スプレー持っている場合は、なるべくクマの近く噴射します。R7年度のツキノワグマの人身被害の傾向を見ても分かるとおりクマは、顔をねらってきます。顔を守るためにうつぶせになって、手でクビの後ろをまもります。

まとめ

R7年度は、R6年度と比べるとツキノワグマの目撃数は全体で約3.7倍増加し、八幡平の各地区で日常的に目撃される事態となりました。
また、1件目の人身被害は4月に発生しており、山菜取りなどで入山するときには注意が必要です。

もし、クマに出会ってしまっても落ち着いた行動をとるようにし、被害を最小限にとどめるようにしてください。

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