お疲れさまです。
八幡平市地域おこし協力隊で、猟友会の赤川です。
4月になり少しづつ暖かくなってきました。冬眠から目覚めるツキノワグマも増え、岩手県内や隣県の目撃情報も徐々に増えてきています。
そこで今回の記事では、岩手県や隣県のツキノワグマに関する情報についてご紹介します。
山菜取りなどで山に入る際はもちろん、日常生活の中でも油断せず、被害に遭わないよう警戒するようにしてください。
岩手県の状況
岩手県では、4月までにツキノワグマによる人身事故が2件発生しています。
2026年2月には花巻市で、3月には宮古市でクマによる人身被害が確認されました。特に花巻市の事例では、クマを追い払う作業中の男性が襲われ、顔や頭にけがを負うという事故が発生しています。
花火でクマを追い払い中の男性、襲われ顔や頭にけが 岩手・花巻
https://www.asahi.com/articles/ASV2F32FJV2FUJUB004M.html
花火でクマを追い払い中の男性、襲われ顔や頭にけが 岩手・花巻
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/menkoi_tv/region/menkoi_tv-26251
この状況を踏まえ、岩手県では「ツキノワグマの出没に関する注意報」を発令しました。例年よりもかなり早く注意報が出ており、4月以降、出没が増える傾向にあることから、クマの出没に注意する必要が必要です。
ツキノワグマの出没に関する注意報について
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/shizen/yasei/1049881/1043255.html
春はクマにとって食料が少ない時期でもあります。山に十分な餌がないため、人間の生活圏に近づいてくるケースがあります。畑の作物や生ゴミ、果樹などはクマを引き寄せる原因となるため、放置などしないようにしてください。
隣県の状況
岩手県だけでなく、秋田県、青森県でもツキノワグマが目撃されています。
秋田県で運営しているクマ情報の登録サービス「クマダス」には大仙市や美郷町、秋田市での目撃情報が登録されています。
県内でクマの目撃相次ぐ クマダスに大仙市・美郷町・秋田市での目撃情報 6日
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/abs/region/abs-2026040708592328
また、青森県でも連日ツキノワグマが目撃され、「ツキノワグマ出没注意報」が発表されました。
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kankyo/shizen/kuma_cyuui.html
ツキノワグマの被害を防ぐための基本対策
ツキノワグマ被害を防ぐために、日常から注意をしていきましょう。撃退スプレーなど特別な装備がなくても、基本的なポイントを押さえることでリスクは大きく下げることができます。
まず大切なのは「音を出すこと」です。鈴やラジオなどで人の存在を知らせることで、クマが近づくのを防ぐことができます。ラジオなどがない場合は、手を叩いたり、歌ったりでも大丈夫です。クマは本来、人間を避ける傾向があるため、不意の遭遇を避けることが重要です。
次に、「単独行動を避ける」ことです。複数人で行動することで、音や気配が大きくなり、クマが警戒して近づきにくくなります。
また、「食べ物の管理」も重要です。生ゴミや収穫物を屋外に放置すると、クマを引き寄せる原因になります。特に畑などで形や生育が悪いものをゴミとして放置しないように注意してください。
万が一クマに遭遇してしまった場合は、慌てず冷静に対応することが重要です。背中を向けて走って逃げるのは非常に危険であり、ゆっくりと距離を取ることが基本とされています。
まとめ
岩手県ではすでに2月・3月と人身事故が発生しており、例年よりも早い段階で注意報が発令されました。秋田県や青森県でも目撃情報が相次いでます。
山菜取りや農作業などで山に入る際は、十分な準備と警戒が必要です。
クマは意外と私たちの身近にいます。正しい知識と行動を身につけることで、不要な被害は防ぐことができます。基本的なクマ対策をしっかり行っていきましょう。




