狩猟にかかる費用について解説

皆さんの中には、これから狩猟を始めたい、自分の田畑を守るために有害鳥獣対策を行いたいとお考えの方もいらっしゃると思います。

そこで、今回の記事では実際に狩猟をするまでにかかる費用について解説します。

狩猟免許を取得する

狩猟免許については、詳しくはこちらの記事などを参考にしてください。

狩猟免許免許にかかる費用は以下の通りです。(各費用は2024年のものです。変動する可能性があります)

項目費用
免許申請手数料(受験料)5,200円
医師の診断書6,000円前後
証明写真免許書サイズのものを準備
受験票送付用切手代110円
返信用封筒及び切手(狩猟免状の郵送を希望する者のみ)530円

狩猟免許には、網、わな、第1種猟銃、第2種猟銃の4種類があります。

このうち、第1種猟銃、第2種猟銃を受験する場合は、別に銃砲所持の許可が必要です。
取得する費用については10万円前後で、詳細については岩手警察署などにお問い合わせください。

狩猟免許取得は、かなり高額になる場合もありますが、八幡平市内では取得に関して補助金を用意しています。

狩猟免許新規取得経費の一部を補助します

補助額の上限として、第一種銃猟免許及び第二種銃猟免許の場合:75,000円、わな猟免許の場合:15,000円を設定しておりますので、ぜひご活用ください。

狩猟者登録をする

狩猟免許を取得したら、管轄の猟友会と広域振興局で狩猟者登録を行います。
狩猟者登録には下記の費用がかかります。

項目金額(税込)備考
狩猟税(第一種銃猟)16,500円散弾銃・ライフル銃など使用可(空気銃含む)
狩猟税(第二種銃猟)5,500円空気銃のみ使用可
狩猟税(わな猟)8,200円くくりわな・箱わな等を使用
狩猟登録手数料(共通)1,800円狩猟税とは別に必ず発生
入会金10,500円大日本猟友会など
狩猟者傷害保険料約1,300〜2,000円
猟友会費5,000円程度八幡平市猟友会

狩猟税に関しては、前年の所得等で減額されることもあります。
猟友会や広域振興局で確認するようにしてください。

道具を揃える

最後に、実際の狩猟をする際に使用する道具を揃えましょう。

わな猟免許:必要な道具と費用(目安)

道具名目安価格(税込)備考・用途
くくりわな約3,000〜5,000円/個複数設置する場合は2〜3万円程度
箱わな15,000〜50,000円大型獣用。補助金対象になる地域もあり
捕獲標識数百〜1,000円狩猟登録後に装着義務あり
トレイルカメラ(任意)5,000〜30,000円設置確認や通り道の把握に便利

第一種銃猟免許:必要な道具と費用(目安)

道具名目安価格(税込)備考・用途
散弾銃100,000〜300,000円中古で10万円台〜入手可能
銃所持許可申請費用約20,000〜30,000円警察の講習・診断書・検査など
ガンロッカー+装弾ロッカー30,000〜50,000円保管義務あり(法定サイズ)
弾薬(散弾)50〜100円/発年間数百発使用もあり

第二種銃猟免許:必要な道具と費用(目安)

道具名目安価格(税込)備考・用途
空気銃(エアライフル)100,000〜200,000円鳥類向け。静音性が高い
空気充填装置(ポンプ・ボンベ)20,000〜40,000円手動 or 電動式
ガンロッカー等30,000〜50,000円第一種銃猟と同様

網猟免許:必要な道具と費用(目安)

道具名目安価格(税込)備考・用途
落とし網2,000〜10,000円ムクドリなどの鳥類対象
はり網10,000〜30,000円木に張るタイプの罠
網支柱・フレーム数百〜5,000円自作可。網の張り用
収納バッグ1,000〜3,000円網や支柱の持ち運び用

基本的に山での作業になるので、上記のほかに、作業着や長靴を準備するようにしましょう。

まとめ

狩猟を始めるには、様々な費用がかかります。とくに猟銃を取得する場合は、かなり費用が高額になるでしょう。
しかし、市の補助金制度を活用したり、引退される方から猟銃を譲り受けたりと安く済ますことができる方法もありますので、ぜひ市役所農林課や猟友会までご相談ください。

・画像出典:Freepik(https://www.freepik.com/

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